にくばなれ
肉離れ:筋肉の部分的または完全断裂の俗称。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うどん
数日前、俺は使っている布団のシーツを取り換えた。これからの季節に備え夏用から秋用へ。これで寒い思いをしなくてすむ。

日曜日、俺は久しぶりの休日をこれ以上無いというくらい満喫していた。朝から1日中音楽を聴き、本を読んでいただけだがとても充実していた。そういえば朝から何も口にしていない。腹が減ったな、と思い時計に目をやるともう昼の12時だった。朝からずっと布団の中で過ごしていた俺は体を起こし、昼食をとることにした。いざふとんから出てみると少し肌寒い。もうすっかり秋だな、なんてことを考えながら俺はうどんを食おうと決めた。

程なくしてうどんは完成した。うどんをお盆に乗せ、軽快なステップで先ほどまで本を読んでいた部屋まで持ちかえる。早く頬張りたいという気持ちと本の続きが気になるという気持ちがあったからだ。早々と昼食を済ませ、読書を再開すればよかったのだろうが、その時はとにかく続きが気になるという一心で読みながらうどんを食おうと考えていたのだ。

そうして部屋に辿りついた俺はお盆に乗せたうどんをこぼさないよう慎重に布団まで向かった。自慢ではないが足の踏み場が非常に少ないからだ。こぼさないようにそろりそろりと歩み寄る。そして無事一滴の汁もこぼすことなく布団まで辿りついた。

さて読むのを再開するか、と読みかけの本に手を伸ばした。しかしその一瞬俺は布団の上に置いたうどんの存在を忘れていた。本に手を伸ばす。ひじがうどんをいれたお椀に直撃する。「あっ」と思ったそのときにはもう遅かった。ほぼうどんはお椀という狭い箱庭から逃げ出し、布団という大海原に飛び込んだ。

その後の光景はいうまでも無いだろう。変えて間も無いシーツはたちまちうどんの汁色に染まった。急いで拭き取ろうとするがいかんせん布団である。無駄な抵抗であった。後には見事なしみだけが残った。

俺は今もほのかにうどんの香りがするシーツの上で眠る日々を過ごしている。
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

wwwwwwww
おもしろかったw

まぁなんだ。
たまには部屋を掃除したほうがいいよw
【2006/10/10 00:57】 URL | Rid #- [ 編集]


プブルビャ。
【2006/10/11 20:34】 URL | 木村二ート(2) #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://nikubanare.blog17.fc2.com/tb.php/107-507b4a6b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ギンコ

  • Author:ギンコ
  • 友人がね、肉離れを起こしたんすよ。そこでふと思ったんすよ。「そうだ、ブログを書こう。」って。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。